なかむら経営コンサルティング

        

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脱!どんぶり経営実践セミナーに登壇(東京商工会議所練馬支部)

東京商工会議所練馬支部にて「脱!どんぶり経営実践セミナー」に登壇しました。

リアル開催で定員30名のところ、大変有難いことに40名まで定員を引き上げていただきました。ありがとうございました。

セミナーは、キャッシュフローコーチ養成塾で学んだ「お金のブロックパズル」の考え方や作り方を中心に、私なりにこれまでのコンサルティング経験から重要だと感じた視点を織り交ぜて、2時間のセミナーに再構成しました。

いわゆる「どんぶり経営」は悪いことばかりではなく、実はメリットが沢山あります。とかく中小企業においては、そのメリットの方が強く発揮されることも多く一概に「悪」ではありません。

しかしながら、私の経験上、それは事業が「うまくいっている」時。難しくなった途端に、「どんぶり経営」のマイナス面が強く出てくることになります。

緻密な経営数字の管理は、できるに越したことはないですが、多忙を極める経営者にとっては、費用対効果が合わないのではと感じることがあります。それよりも、経営者しかできないことに注力していただいた方が良い、というのが私の考えです。

では、その経営数字の管理はどうするか。ズバリ、まずは経営の意思決定に必要な部分のみ理解できていれば良いと考えています。

セミナーでは、まず「お金のブロックパズル」で会社の収支状況を図示して可視化する方法をお伝えしました。

その上で、必要な利益(=借入金返済、繰越金など)は、年初から決まっているという起点から、根拠ある売上計画の立て方、さらには社員も社長も納得のできる売上計画の立て方について、一緒に考えました。

最後に、私の実際の支援事例2つをケースとして用いて、一緒に経営判断の疑似体験をしていただきました。

1つ目は、FC加盟店が次の店舗を出店するために投資資金をストックするため、必要な売上高を算出する売上目標の立て方のケース。もう一つは、学習塾が新教室をオープンすべきかどうかを判断するための投資判断のケースです。

どちらも、みなさん一生懸命取り組んでいただいて、あっという間の2時間でした。
(電卓の持参を事前にアナウンスせず、申し訳ありませんでした)

参加いただいた方ほぼ全員が「大変満足」とお答えいただいたと聞き、ホッとしております。

今後も色々な場所でお伝えしていければと思います。

2025.5.19